2017年9月4日月曜日

ひさびさの投稿!

ご無沙汰していました。
気がつけば4月から更新していないという・・・!
この数ヶ月の間、ぴよさんたちは、どんたくで県知事さんのお宅や、大丸エルガーラにて出演してテレビで取材されたり、被災地に訪問演奏に行ったり、みんなでお泊まりキャンプをしたり、保護者の方の協力のもと夏祭りをしたり、県庁の方に日々の活動を取材されて広報紙に載ったり、、それはそれは賑やかに活動していました。
その間、ミュージカルの話し合いもレッスン前に欠かさずこなし、夏休みの間に子どもたちだけで台本を仕上げたり、オリジナルの曲を練習したり、宝塚ジェンヌお二方にご指導いただくことにもなり、ますます張り切っています。
一見華やかなようですが、私たちが大切にしてることは、みんなで、音楽を楽しんで歌うこと。
姿勢、呼吸、力を抜くこと、足は踏みしめること、体を開くこと、顔の表情を豊かにすること、体中を響かせること、無理なく声を出すこと、、、
曲ごとに違う、歌うときの気持ち、想像力、過去の音楽家のひとたちとつながること、お芝居のように、ひとつひとつ、歌詞の意味やメロディから想像していくこと。
レッスンは2時間ですが、とてもとても足りません。一番大きな中学生も、ちいさな4歳の子も、休み時間のたびにぐったりしてしまうほど、ハードです。休み時間も子どもたちは飛びかかってくるほど元気ですが。。
私はレッスンでも休み時間でも汗だくになります。
でも、終わった後、お迎えのお母さま、お父さま、おじいちゃんおばあちゃんたちに「どうだった?」ときかれると、ぴよさんたちはうれしそうにぴょんぴょん跳ねながら「楽しかったーー!」と答えてくれていて、それをきいた私もうれしくてピョンピョン跳ねてしまいます。
今、このときを、音楽を、子どもたちを分かちあえること。
みなさんにきいていただけること、それをきいたみなさまが笑顔になること。
私たちがやりたいことは、とてもシンプルです。
今週は新しいお友達が4人増えました。
新しいぴよさんたち、これからもたくさんお待ちしています!

2017年4月15日土曜日

ミュージカルやドンタクに向けて

こんにちは。
そらぴよさんで一気に動きすぎて更新が追い付かなくてごめんなさい(;´Д`)
まずはレッスンの様子です。前日に科学館のイベントに行ったせいもあって、
科学ショーっぽくしてみました。(ピアノのお兄さんはこっそり科学のお兄さんのお仕事もしています)
基本そらぴよは、一人一人が元気に楽しく歌ってもらえたらいい!というスタンスで来たのですが、
最近は熱心なぴよさんたちが練習を積み重ねてくれるので、レベルアップをはかって、
「音に集中する、合わせる」ということに挑戦してみました。
グラス用意して、水を注いで、フォークでフチを叩いて、音を出します。
それを三つのグループにわけてひとつずつ。
それぞれのグループに課題の音を出して、レ、ファ、ラだったかな?
和音にします。
 
コップの音を鳴らして確かめるリーダーさんと、ピアノから音を出すリーダーさん。
みんなで音に集中します。
ピアノの音と一致したら、その音を、自分たちでも、声で出してみます。
コップの音、ピアノの音、自分たちの声を合わせること、ほかのグループの声と合わせること。
集中して美しいハーモニーにすること。
たまには、こんな風に音に集中するのも楽しいですね。
今までも、ピアノの蓋を開けて、そこに向かって反響させたり、倍音を作り出してみたり。
科学と音楽は、無関係なようで、リンクしたりしています。
そして、先週は、桜が綺麗だったので、保護者の方が働いてある美味しいパンやさんでパンを買って、
近くの公園でお花見をしました。
2時間レッスン後で疲れてるかと思いきや、パンを食べたらすぐに走り回るぴよさん、元気ですね(;´Д`)
お花見あとは、近くの公民館で話し合い。
ぴよさん、国立行政法人のこども「夢」基金さんから補助金を頂き、ミュージカルを上演することになりました!
以前もキリンビールホールディングさんから補助金を頂いて、宝塚の方の指導を仰ぎ、ミュージカルに挑戦したのですが、今年はその時の三倍の予算をいただくことになります。
 
そして!この企画は子どもたちが考えて、子どもたちが行動することが条件です。
私たち大人は環境を整えて、見守るだけ。
子どもたちが1人1人アイデアを出して、話し合います。
アイデアがありすぎて止まらない子、アイデアが出なくて悩む子、アイデアにツッコミを入れる子。
アイデアが出ないなら、みんなの意見をきいてまとめる役をしてくれればいいし、それぞれに得意分野でお仕事を割り振ります。
総リーダー、副リーダー、マネージャー、サブマネージャー、交渉のネゴシェーター、書記、デザイナー、全部子どもたちです。
これから、毎週、レッスンの一時間前に集まってミュージカルのことを話し合います。
さて、どんなミュージカルになるかな?
訪問演奏の依頼もいっぱい!
4月はいしいリハビリクリニックさま、
5月はどんたくで県知事さんのお宅と天神のステージ、
6月はアシストリビング博多さま、
7月はパインガーデン室見さまでコンサートです。
演奏依頼はお早めにご連絡ください。
ボランティアなので、純粋に先着順で受け付けています。
これから新緑の季節、ぴよさんたちがどんどん伸びていきます。

2017年3月19日日曜日

楽器オーケストラレッスン

レッスンの様子から。
連休の初日だったので、もしかしたら参加人数が少ないかも?と思い(そらぴよは出席は自由参加です)
今回は我が家にある楽器をかきあつめてこどもたちに触れてもらいました。
バイオリン、サックスはアルト、カーヴドソプラノ、リコーダーもアルト、ソプラノ、ソプラニーニョ、クライネソプラニーニョ、それぞれ習い事としておなじみの子もいれば、実際に見るのも触るのも初めて!だったり、1人1人、弾き方や吹き方を簡単に教えていきました。
たとえば、どんなに楽譜が読めても、技術があっても、その子の中に音楽がなければ演奏は心を揺さぶるものにはなりません。
逆に、楽譜が読めなくても、かんたんな基本を知っていて、その子の中に音楽さえあれば、たどたどしくても、その子の熱意と頑張り次第て、人の心にささる演奏ができます。
私はそんなプレイヤーで、有名で輝かしい業績を残した人たちをいっぱい知っています。
楽譜を読むことや技術などは、一人一人日々の鍛錬や、有料のレッスンなどで技術を教えてもらうとして、音楽をやってみたい!楽しい!美しい音楽で人とつながりたい!、表現したい!という気持ちは、お金では買えません。私たちが保護者の方々と一緒に育てたいのはそうやって音楽にワクワクする力です。
音楽が、そして前にも書きましたが、物語がその子の身体の中にあること。
子どもの幼い時から、その見えない力をはぐくむこと。
先週、どんたくに向けて話し合いをしたときは、ぼんちかわいや、に合わせてバレエやチアや、楽器演奏をしたい人!と募集をしても、ちょっと恥ずかしかったり、小さい子を中心にしたらいいじゃない?と怖気づいてたぴよさんたち。
今日のレッスンのあと、じゃあさー、もう一度聞いてみてるけど、どんたくでなにかやりたい人ー!と聞いたらバレエやりたい!チアやりたい!ピアノ連弾したい!ヴァイオリンやりたい!サックスやる!ともう大騒ぎ(笑)
モチベーションって、やる気って、そういうことなのかな、知らない、ワクワクするものに触れること、
挑戦してみたいって思うこと。
そういう子どもたちの熱気に触れてると、私の肌もなんだかツヤツヤしてきちゃって感謝だったりするのです。

2017年3月13日月曜日

西南フェスタ出演!&どんたく向けて

こんにちは。
先日は西南学院大学社会福祉学科主催の西南ミュージックフェスタに出演してきました。
彼らは私の後輩たちにあたるのですが、今回はさらに音系サークルの後輩である、西南グリークラブさんともコラボさせていただきました。
歴史ある男声合唱の彼らと、ぴよさんたちの声が果たして合うのかな?と不安でしたが、西南会館での初練習で合わせてみると、これが意外と会うんです!
元気いっぱいのぴよさんの声に、お兄さんたちのハーモニーが加わって、子どもたちもたくさん刺激を受け、私も指揮を振りながらなんだかワクワクしてきたのでした。
うたった曲はみんな大好き、となりのトトロの「さんぽ」です。詩はぐりとぐらやくじらぐもでおなじみのなかがわりえこさんですね。
グリーさんと1曲コラボさせていただいた後は、ぴよさん単独ステージ。
ぴよさんのイメージソング「ことりがうたう」、やシューベルトさんの「ます」、子どもたちの目線から平和を願う「せかいじゅうのこどもたちが」、宇宙規模で壮大に元気いっぱいな「うたえバンバン」など。
3歳から小学6年生の子供たち28人が声を合わせて、司会も自分たちでセリフを言いながらこなしました。
今までは、元気に楽しく歌う!ことで頑張ってきたぴよさんたち。少しずつ、少しずつ合唱団としての声が形になってきました。
やっぱり音楽は積み重ねですね。練習に参加してくれるぴよさん、毎回送迎してくれる保護者の方がたに感謝です。
さて、次は5月のどんたく!ですが、訪問演奏も、インフルエンザの心配も薄らいできたいので解禁!
さっそく依頼が相次いでいます。
子どもたちはエネルギーにあふれていて、どんたくではバレエを振り付けよう!チアも頑張ろう!小さい子たちに合奏させよう!私たちもピアノ連弾やリコーダーもしたい!など、今からワイワイ盛り上がっています。
どんな歌を歌っていこうかみんなでいっぱい話し合おう!
まずは、4月のケアマンションの訪問演奏、そして、
どんたくのステージに向けて、頑張ろう!

2017年2月20日月曜日

ディックブルーナさんに寄せて

こんにちは。お久しぶりの更新です。
今回は先日亡くなられたディックブルーナさんについてです。
彼の描いたオランダ語でいうナインチェ、ふわふわうさぎちゃんは、今ではミッフィーというキャラクターとして愛されていますが、
私達の子どもの頃は、福音館書店から出された石井桃子さんの訳で、うさこちゃんとして親しんでいました。
くっきりとしたわかりやすい線のなかに、ブルーナカラーという単色を限られた数だけ使ってまあるく描かれた絵と、
シンプルなストーリーはどこまでもこどもにやさしく、いつくしむ視点が守られています。
そして、シンプルでやさしいようで、彼の絵本の中には確固たる哲学があって、それは絶対に揺るぎません。
愛されて守られるべきこども、一緒にわくわくすること、あたらしいことに挑戦する喜び、家族を愛すること、友達と信頼しあうこと、音楽の美しさ、大切な人を亡くした時のこころ、差別に対する姿勢。
私は息子が生まれてから4年間、ハウステンボスで暮らしていましたが、イメージされたオランダはブルーナさんの母国でもあるので、ナインチェというミッフィーの専門店とキッズコーナーがあり、私は二歳の娘と生まれたての息子をベビーカーに乗せて、毎日風車の道を抜けて、最後はナインチェで遊ばせていました。
子育てのそばには、ずっとブルーナさんの作品がありました。
オランダというと、風車やチューリップ、うさこちゃんと同時に、私はアンネフランクを思い浮かべます。
12歳になる娘も、愛読しているアンネの日記ですが、ご存知のとおり、彼女はユダヤ人というだけで、隠れ家での生活を強いられ、その後収容所にとらえられてなくなります。15歳の可愛いらしい女の子が。
彼は、子供の頃、戦時中、捕らえられるユダヤ人たちを見ながら、戦争に対する強い憤りと、悲しみを覚えたそうです。
そして、隠れ家での暮らしの中で、絵を描き、自由を求めた生活が、彼の人生を決定づけ、企業よりも、子どもの平和や幸せを願う絵を描く仕事を選んでいくことになります。
私の愛する児童文学作家のケストナーさんも、ナチスによって著作を燃やされ、その炎をカフェからゆうゆうと見ていたそうです。
(でも、児童文学は、人気なあまり、燃やせなかったそう)
同じくドイツの、私が大好きなミヒャエルエンデさんも、政治家で反ナチスの活動を続けていました。

彼らが子供のための物語を書く背景には、戦争や暴力に対する強い怒り、そして、それらから何としても子供を守りたいという願いがあります。
差別、偏見、貧困、いろんなものがまじりあって、世界は戦争に向かいます。
もし私たちがそれらに立ち向かうとすれば、それは武器ではなく、子どもをいつくしむ気持ち、愛とか、やさしさとか、そんなものではないかと思います。
音楽を愛すること、美しい声で歌うこと、物語を楽しむこと、家族や友達といつくしみあうこと、ひとりひとりが夢を持って、人生を楽しんで生きること。
それらはきれいごとかもしれませんし、ふわふわした夢のようなものかもしれませんが、私たちは、子供たちを歌いつづけるなかで、きっとそれは実現可能なものではないかと思いながら活動しています。
子どもたちが声をあげて、友達と手を取り合って、歌うこと。
そして、それを私達大人がきいて、力をもらうこと。たくさんのやさしさが、歌をとおして世界に広がること。
それは、私たちにできる、小さな戦いなのかもしれません。

2017年1月28日土曜日

西南ミュージックフェスタに向けて

こんにちは。
寒い日が続きますが、そらぴよさんは春に向けてのコンサートに向けての練習を始めています。
クリスマスに見学に来てくれた男の子たちが入団してくれて、しかもイケメンぞろい♥ますます活気づいてるそらぴよです。
3月4日土曜日14時から西南学院大学のコミュニティーホールで西南ミュージックフェスタがあり、あおぞらピヨピヨ合唱団で出演します。
主催は私の後輩のゼミ生たちです。ずっと歳は離れてますが(;´Д`)
煉瓦造りの音響のよいとても綺麗なホールなので、今から楽しみですね。
私は大学で教育学科卒ということになり、小学校教諭免許と幼稚園教諭免許を持っています。
そのための課程も実習も修了しましたが、子どもを教育すること、育てることに、知識はあっても自信はありません。
たぶん、そういうのは永遠につかないのではないかと思います。
目の前の子どもに対して、絶対の対処というのは存在しないと思うし、一つ一つ体当たりでやっていって、試行錯誤するしかないと思います。
というわけで、ぴよさんたちへのレッスンも体当たりです。
ピアノやほかの楽器の経験者でコンクールの常連さんもいれば、楽譜も読めないし、でも歌は大好き!という子もいます。
ものすごい集中力て、教えている私の方が感動してしまうような子もいれば、どうしてもかまってほしくて、私の気を引くために歩き回ってしまう子もいます。
たまに、歌でもピアノでも楽器でも、やる気のあるぴよさんは、保護者の方の理解とご了承を頂いて、家に呼び、スパルタのレッスンを数時間することがあります。
これは例外中の例外で、基本は集団レッスンです。週に一回の2時間の間、20分ほどのレッスンを4セットやります。
2歳のぴよさんも、15歳のぴよさんも、一緒にレッスンします。
そして、出席をとらないので、当日にならないと、その日の年齢層がどこが一番多いかとかまったくわかりません。
メンバーを見て、今日はレベルの高いことに挑戦してみようか、基礎を徹底的にやろうか、考えます。
遅刻してきても私は来てくれれば嬉しいから、メンバーが増えて、またじゃあ、こっちに替えてみようということもあります。
この二週間は、新年新学期のせいか、新しい子や、久しぶりのぴよさんも多かったので、まずは畳をひっぱりだして、寝転がって、1人1人のおなかを触って、私のおなかもさわってもらって、腹筋を使った呼吸法や、おなかで支えて声を長く、大きく、美しく出すこと。
発声も、ドイツの合唱教本の楽譜中心のコールユーブンゲンなどではなく、畳の上に座って、リラックスして、まず私のわらべうたを集中して聴いてもらうコダーイメソッドから入ります。
楽譜は家での練習用に渡しますが、レッスンでは使いません。私が歌い、子供と歌い、子供たちだけで歌い、私が輪唱でおいかける、子どもどうして追いかける、ピアノと合わせてやってみる。旋律と響き、ハーモニーで遊ぶという感じです。
楽しいですよ。何より美しくて子供たちがかわいらしいです。ちょっとした奇跡の連続です。
ちゃんとしたクラッシックもやりたいので、ニューイヤーコンサートでおなじみの青き美しきドナウも子供用の合唱に書き換えて、発声代わりに歌います。ウインナワルツのウインナって、ウイーン風っていう意味なんだよ。ウインナソーセージとか、ウインナコーヒーとかって話をすると、休み時間にウインナソーセージ入りのコーヒーを大量に書くイケメンくんたち、、、
うん、君たち見た目はちイケメンでも中身は小学生ダンスィなんだよね、、、、
女の子は私が書いた音符を復習したり、ト音記号の練習をしたり真面目なんだけどな。
ピアノの蓋をあけさせてもらって、ピアノは弦楽器であると同時に打楽器であることを話したり。
また、ピアノに向かって歌うと、綺麗にハモれば倍音が聞こえることを話すと、もう興味津々で男子たちは休み時間中もピアノに夢中でならしてみたりもぐったり。
大人だと気合いを入れないとでない音が、子供の声だとゆうに美しく出てびっくりしたり、
それが男の子の声だとわかると、ああ、ボーイソプラノが出るのは今のうちで、いつかこの子たちも
声変わりしてしまうのだなと切なくなったり。
たぶん、子供のも今だけをいつくしむこと、歌うこと、音楽を楽しむことはつながっているのではないかと思います。
音楽を通したつながりを感じることは、子どもにとっても大人にとっても幸せなことです。
それは、一番美しい繋がりのメソッドなのではないかと思います。
レッスンのあとは、子供たちは自然に遊びたがります。
遊びのリーダーを決めて、話し合い、10分間だけあそびます。この日はだるまさんがころんだとはないちもんめ。
迎えにきたご両親たちが笑いながらその様子を眺めます。私の一番好きな時間の一つです。






2017年1月10日火曜日

2017年そらぴよ計画!

2017年が明けましたね。今年は酉年なので、ぴよさんたちの年ですね。みんなの歌の力で羽ばたいて世界中を笑顔にしてきましょう!

次回のレッスンは1月14日土曜日朝10時から12時まで西市民センター音楽室であります。

初練習で、今年は本格的なクラッシックの合唱曲にもたくさん挑戦していきたいとピアノのお兄さんが新年のニューイヤーコンサートに触発されて楽譜を書いています。

誰もが知ってる名曲で、ウイーン少年合唱団も歌っていますが、もともとは本当に合唱曲でウイーンを元気にするためにシュトラウスさんが書いたそうです。

この歌でたくさんの人たちを元気にしていきたいですね。

写真は昨年になりますが、和光ミュージックサロンのマジョルカホールでのクリスマスコンサート&パーテイです。

私はたとえば礼拝堂などで祈りとともにある厳粛なクリスマスコンサートも考えていたのですが、子どもたちに聞いたらみんなパーテイがよいとのこと。みんなパリビなのね(笑)

一人一人お母様が手料理やお菓子をようしてくださったり、お父様がピザを運んできてくださったり。お友達家族や、見学のこどもたち家族もきてくださって、にぎやかで楽しいパーテイとなりました。

マジョルカホールはスペインのマジョルカ島からの石を壁に利用して音を反響していることに由来しています。

マジョルカ島はショパンがジョルジュサンドと過ごし、雨だれやポロネーズを作曲したところです。

音が本当によく響いて、ぴよさんたちの歌声が、グランドピアノの音と相まって、可愛らしく美しく、指揮を振りながら私も幸せなひとときでした。

曲はクリスマスのこどもらしく「ひいらぎかざろう」やルロイアンダーソンの曲に歌詞を入れた「そりすべり」を鈴やハンドクラップを入れて、シューベルトの「ます」に挑戦したり。こどもにとっては難曲なので心配したのですが、ジョルジュとショパンが見守ってくれたのか美しく歌えました。

パーテイの前にはピアノの上手な男の子ぴよさん伴奏で、バレリーナの女の子ぴよさんの可愛いバレエ。

最近増えてきたボーイズぴよさん。

ピアノのお兄さんが特別にピアノグループレッスンをしたり。

男の子こそたくさんクラッシックにふれて紳士に育って欲しいです。

そらぴよは、子どもたちがあたたかく育まれている中で活動しています。

なので、スパルタで練習するのではなく、出席もとらないし、家族イベントを優先して欲しいし、受験やコンクール、発表会のある習い事を応援もしています。

一方で、やはり音楽は積み重ねなので、できればたくさん出席して、音楽に磨きをかけていきたい、という希望もあります。矛盾してるようですが、たとえば受験勉強やコンクールななかで過酷な中にいるぴよさんこそ、小さい子たちが駆け回るそらぴよで、個性あふれる仲間と音楽を楽しんで、美しい世界に癒されバランスのとれた大人として社会にでて欲しいと思っています。

今年は何をしていこうかな。

ミュージカル、映画、演奏旅行、、、
次のレッスンで話し合いましょう!.