2017年1月28日土曜日

西南ミュージックフェスタに向けて

こんにちは。
寒い日が続きますが、そらぴよさんは春に向けてのコンサートに向けての練習を始めています。
クリスマスに見学に来てくれた男の子たちが入団してくれて、しかもイケメンぞろい♥ますます活気づいてるそらぴよです。
3月4日土曜日14時から西南学院大学のコミュニティーホールで西南ミュージックフェスタがあり、あおぞらピヨピヨ合唱団で出演します。
主催は私の後輩のゼミ生たちです。ずっと歳は離れてますが(;´Д`)
煉瓦造りの音響のよいとても綺麗なホールなので、今から楽しみですね。
私は大学で教育学科卒ということになり、小学校教諭免許と幼稚園教諭免許を持っています。
そのための課程も実習も修了しましたが、子どもを教育すること、育てることに、知識はあっても自信はありません。
たぶん、そういうのは永遠につかないのではないかと思います。
目の前の子どもに対して、絶対の対処というのは存在しないと思うし、一つ一つ体当たりでやっていって、試行錯誤するしかないと思います。
というわけで、ぴよさんたちへのレッスンも体当たりです。
ピアノやほかの楽器の経験者でコンクールの常連さんもいれば、楽譜も読めないし、でも歌は大好き!という子もいます。
ものすごい集中力て、教えている私の方が感動してしまうような子もいれば、どうしてもかまってほしくて、私の気を引くために歩き回ってしまう子もいます。
たまに、歌でもピアノでも楽器でも、やる気のあるぴよさんは、保護者の方の理解とご了承を頂いて、家に呼び、スパルタのレッスンを数時間することがあります。
これは例外中の例外で、基本は集団レッスンです。週に一回の2時間の間、20分ほどのレッスンを4セットやります。
2歳のぴよさんも、15歳のぴよさんも、一緒にレッスンします。
そして、出席をとらないので、当日にならないと、その日の年齢層がどこが一番多いかとかまったくわかりません。
メンバーを見て、今日はレベルの高いことに挑戦してみようか、基礎を徹底的にやろうか、考えます。
遅刻してきても私は来てくれれば嬉しいから、メンバーが増えて、またじゃあ、こっちに替えてみようということもあります。
この二週間は、新年新学期のせいか、新しい子や、久しぶりのぴよさんも多かったので、まずは畳をひっぱりだして、寝転がって、1人1人のおなかを触って、私のおなかもさわってもらって、腹筋を使った呼吸法や、おなかで支えて声を長く、大きく、美しく出すこと。
発声も、ドイツの合唱教本の楽譜中心のコールユーブンゲンなどではなく、畳の上に座って、リラックスして、まず私のわらべうたを集中して聴いてもらうコダーイメソッドから入ります。
楽譜は家での練習用に渡しますが、レッスンでは使いません。私が歌い、子供と歌い、子供たちだけで歌い、私が輪唱でおいかける、子どもどうして追いかける、ピアノと合わせてやってみる。旋律と響き、ハーモニーで遊ぶという感じです。
楽しいですよ。何より美しくて子供たちがかわいらしいです。ちょっとした奇跡の連続です。
ちゃんとしたクラッシックもやりたいので、ニューイヤーコンサートでおなじみの青き美しきドナウも子供用の合唱に書き換えて、発声代わりに歌います。ウインナワルツのウインナって、ウイーン風っていう意味なんだよ。ウインナソーセージとか、ウインナコーヒーとかって話をすると、休み時間にウインナソーセージ入りのコーヒーを大量に書くイケメンくんたち、、、
うん、君たち見た目はちイケメンでも中身は小学生ダンスィなんだよね、、、、
女の子は私が書いた音符を復習したり、ト音記号の練習をしたり真面目なんだけどな。
ピアノの蓋をあけさせてもらって、ピアノは弦楽器であると同時に打楽器であることを話したり。
また、ピアノに向かって歌うと、綺麗にハモれば倍音が聞こえることを話すと、もう興味津々で男子たちは休み時間中もピアノに夢中でならしてみたりもぐったり。
大人だと気合いを入れないとでない音が、子供の声だとゆうに美しく出てびっくりしたり、
それが男の子の声だとわかると、ああ、ボーイソプラノが出るのは今のうちで、いつかこの子たちも
声変わりしてしまうのだなと切なくなったり。
たぶん、子供のも今だけをいつくしむこと、歌うこと、音楽を楽しむことはつながっているのではないかと思います。
音楽を通したつながりを感じることは、子どもにとっても大人にとっても幸せなことです。
それは、一番美しい繋がりのメソッドなのではないかと思います。
レッスンのあとは、子供たちは自然に遊びたがります。
遊びのリーダーを決めて、話し合い、10分間だけあそびます。この日はだるまさんがころんだとはないちもんめ。
迎えにきたご両親たちが笑いながらその様子を眺めます。私の一番好きな時間の一つです。






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